外反母趾は、適切なセルフケアを行うことで、痛みの緩和や悪化の予防が期待できます。
ここでは、ご自宅で簡単にできるセルフケア方法をいくつかご紹介します。
1. 足指のグーパー体操
足の指を「グー」と「パー」に開いたり閉じたりする体操です。
足指の筋力を鍛え、足裏のバランスを整える効果があります。
- 椅子に座った状態で行うとやりやすいです
- 10回×2〜3セットを目安に
2. 足裏マッサージ
固くなった足裏や足指の付け根をやさしくもみほぐします。
血行促進・痛みの緩和・足指の動き改善に効果的です。
- 親指でくるくると円を描くようにほぐす
- ゴルフボールやスーパーボールを転がしてもOK
3. テーピングの実践
正しい位置に足指を戻し、アーチを支えるためのテーピングは、外反母趾ケアの基本です。
当院では、初回時に貼り方をお伝えし、ご自身でできるようサポートします。
※施術時に動画撮影も可能です。
4. ゆびのばソックスの活用
足指をまっすぐに整え、足裏の筋肉を正しく使えるようサポートする靴下です。
普段の生活の中でもセルフケアが継続しやすくなります。
5. 靴の見直し・履き方指導
幅が狭い靴・先が細い靴・サイズの合っていない靴は、外反母趾を悪化させます。
「正しい靴の選び方と履き方」もセルフケアの一環です。
- つま先に余裕があり、足指が動かせる靴を選びましょう
- かかとをしっかり合わせて、靴紐をしっかり締めることが大切です
セルフケアだけで改善が難しい場合は、専門的な施術と併用することで効果が高まります。
お悩みがある方はお気軽にご相談ください。